ブレーク信号の送信する送信しない
ソリューション
ブレーク信号の送信する送信しない
電源オフの時にもサーバーをシャットダウンさせないし、他の機器のダウンも防ぐにはどのようにしていますか。
現在の問題点
端末サーバーの電気設計そのものに原因がある場合。RS232信号は、一般的に、5Vロジック、プラスマイナス12Vを出力する。
よって、端末サーバーの電源をオフしたとき、その波形がシリアルポートを経由して「ブレーク信号」に見えるために端末サーバーが突然にダウンしてしまうことがある。
〔備考〕
「ブレーク信号」を出すということは、1文字以上の時間(普通 200msecほど)信号値を"0"にするということ。
よって、端末サーバーの電源をオフしたとき、その波形がシリアルポートを経由して「ブレーク信号」に見えるために端末サーバーが突然にダウンしてしまうことがある。
〔備考〕
「ブレーク信号」を出すということは、1文字以上の時間(普通 200msecほど)信号値を"0"にするということ。
便利な点
スーパーコンソールサーバー CM を使うと、「ブレーク信号」の送信可・送信不可には、次のような運用ができます。
- 「CM」全てのポートへ送信不可、あるいは、送信するための操作一回で設定
- 「CM」のポート毎に送信不可、あるいは、送信するためにポート毎の設定
- 「CM」の指定したポート(指定機器)へ、メニュー表示しブレーク信号の送信
- または、任意のメッセージを入力し送信する
詳しくは、「ダウンロード」 > 「設定ガイド」(pdf) > ブレーク信号の送信可、送信不可の設定
事例
ブレーク信号の影響を受けないようにするためには、次の4つの方法がある。
- 「ブレーク信号」を出さない製品を使う。
- Sunサーバを使っているなら、99/11以降のSolarisOSか、それ以前のバージョンでも、Sunからのパッチをあてる(古いバージョンの場合パッチ情報がない)。
- 回路の電気特性を変える。
- スーパーコンソールサーバー CM(高機能モデル)、または、スーパーターミナルサーバーSTS(基本機能モデル)のどちらかを導入する。
製品
高機能モデル | 『CM』 |
---|---|
基本機能のモデル(リーズナブルな価格) | 『STS』 |